11月5日【びわ湖放送ニュース】秋の叙勲 滋賀県内から40人
今年の秋の叙勲の受章者が発表されました。滋賀県内の受章者は、旭日章・瑞宝章あわせて40人となっています。
旭日章の内訳は、旭日小綬章が1人・旭日双光章が6人・旭日単光章が5人です。
また瑞宝章は、瑞宝中綬章が4人・瑞宝小綬章が6人・瑞宝双光章が9人・瑞宝単光章が9人となっています。
このうち旭日小綬章を受章した、東近江市の喜多酒造・喜多良道会長は、清酒の技術研究会を立ち上げ、県内の酒の品質の向上に取り組んできました。
また、滋賀県酒造組合の会長として、2015年からは「滋賀酒」乾杯プロジェクトをスタート。酒造組合に加盟する全ての酒蔵の酒をブレンドしたコラボ純米酒を製造するなど、ユニークな取り組みも進めてきました。
喜多酒造・喜多良道会長は「技術の勉強会をすると、それぞれが自分の技術を開示しながら、みんなで仲良くやってきた。本当に仲の良い組合だと思う。(受勲は)私個人というより、酒造組合が評価されたのだと大変喜んでいる。」と話していました。
他にも、国の認定制度である地理的表示「GI」の指定を実現するなど、去年11月に会長を退くまでの間、滋賀の酒のブランド力向上に努めてきました。
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