11月19日【びわ湖放送ニュース】労働環境の改善へ ごみ収集車用の洗浄装置を導入
人材の確保や定着に頭を悩ませる企業は多いですが、働く環境の改善を通じて人材の確保をはかろうと、廃棄物処理を行う湖南市の企業が、事業所などから出るごみを集めるごみ収集車に専用の最新鋭の洗浄装置を導入し注目されています。
ごみ収集車専用の洗浄装置を導入したのは湖南市の廃棄物処理業のミタカグループです。
ミタカグループでは、作業員の働く環境の改善と業務の効率化をはかろうと、ごみ収集車専用の「パラレルウォッシャー」と、「シャワーホッパー」の2つの最新鋭の洗浄装置を導入しました。
これまでの方法では、作業員が洗浄中に汚れた水を被ったり、天井部分での洗浄で車両のステップに乗って洗ったりするなど衛生面や安全面などで多くの課題がありましたが、この洗浄装置の導入でこうした課題の軽減がはかれたということです。
洗浄装置は、日野町に拠点を置く物流システムメーカーのダイフクが開発したものです。
ごみ収集車の一般的な洗車は従業員が手作業で行っていますが、この洗浄装置は内部と外部が自動で洗浄でき、作業時間の短縮や節水にもつながるということです。
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