12月22日【びわ湖放送ニュース】ノーベル生理学・医学賞 坂口志文氏に県民栄誉賞
体内の過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見し、今年のノーベル生理学・医学賞に輝いた長浜市出身・大阪大学特別栄誉教授の坂口志文さんに22日、滋賀県県民栄誉賞が贈られました。
22日、滋賀県庁を訪れた大阪大学特別栄誉教授の坂口志文さん。約200人の職員らが大きな拍手で出迎えました。そして、知事室で三日月知事から県民栄誉賞の賞状などが手渡されました。「滋賀県県民栄誉賞」は、世界的に権威のある賞を受け、県民に希望と活力を与えるとともに、滋賀県の名声を高めた人に贈られるものです。
県民栄誉賞贈呈式のあと会見を行った坂口さんは「今まではオリンピックの金メダルの人などがもらわれていると聞いたので、そういう意味では、ちょっとそうじゃないんですが…。このような形で名誉をいただき本当にありがとうございます」と感謝の思いを述べました。 また県民へのメッセージとしては「私がやっていることは医学の基礎研究。人の健康・病気の治療・予防になんとか役立てるようになれば良いと思っています。滋賀県のみなさんの健康の増進に役立てればいいと思っています」と話していました。
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