3月25日【びわ湖放送ニュース】幼稚園教諭給与の改定案 大津市議会は結論を先送り
大津市議会は25日の本会議で、市が提案した幼稚園教諭の給与が下がる新たな給与体系案を継続審査としました。なお、市長らの給与に関する提案は一部修正した上で可決されました。
大津市は、4月から幼稚園や保育園・こども園の教諭や保育士を一本化する「教育保育職」を導入します。これに伴い市は、幼稚園教諭の昇給が止まり給与が下がる新たな給与体系案を提案しています。
この理由について市は「均衡の原則」をあげていて、すでに民間などと比べて高水準である保育士の給与を、さらに高い給与の幼稚園教諭に合わせるのが難しいことや、同じ規模の自治体である高槻市や明石市などが行政職に統一していることをあげています。
複数の市民団体からも、市長や市議会に幼稚園教諭の賃下げを行わないことが求められていて、労組交渉が妥結していないことや、長く幼保一元化をしなかった大津市の今後のビジョンが見えない問題も指摘されています。
市議会本会議ではこれらの指摘などを受け、「より慎重な審査が必要」と継続審査に賛成する意見や、「審査を継続している限り現場の不安は拭えず、労使交渉にも影響を及ぼす」などとし、議案を白紙に戻すべきといった意見が出され、採決の結果、賛成が半数を超え給与体系を変更する条例案の継続審査が決まりました。
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