11月6日【びわ湖放送ニュース】滋賀県戦没者遺族大会 遺留品が遺族の元へ
80年以上が経ち、ようやく帰ってきました。滋賀県戦没者遺族大会が10月に草津市で開かれ、先の大戦で戦死した県出身者の遺留品が遺族に返還されました。
大会は、県遺族会が毎年開いているもので、遺族の援護事業の功労者に対し表彰が行われ、戦没者に黙とうがささげられました。
また、戦争遺留品返還式では、1944年10月にフィリピンのレイテ島で戦死した松井彦夫さんの遺留品が、三日月知事から長浜市に住む甥の松井幸一さんに手渡されました。
遺留品は「武運長久」と書かれた腹帯で、県遺族会によりますとアメリカのNPOから国を通じて調査依頼があり、このほど戦死した松井さんの遺族と巡り合うことができたということです。
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