12月15日【びわ湖放送ニュース】毎年恒例 三井寺の歳末助け合い托鉢
大津市では15日、三井寺の僧侶らが街を歩き、浄財を集めて回る「歳末助け合い托鉢」が行われました。三井寺の観音堂には15日朝、僧侶や行者など約20人が集まりました。
読経の後、僧侶らは一列に並んで歩いて托鉢に向かいました。一行は、ほら貝の音とともに近隣を練り歩き、住民や通りを行く人から浄財を集めて回りました。毎年恒例となっているこの「歳末助け合い托鉢」は、誰もが安心して新しい年を迎えられるようにと行われているもので、集められた浄財は、大津市社会福祉協議会に寄付される予定だということです。
三井寺 福家俊彦 長史「一番印象的なのは皆さんも頭を下げて入れている。それは本当にありがたいなと思っている。もちろんこちらは頂く側なので感謝しているが、浄財を出されている方も頭を下げてよろしくお願いしますと言ってもらうのが、一番やりがいがあるというか、仲立ちをさせていただいている意義があると思う」と話していました。
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