2月24日【びわ湖放送ニュース】保護司殺害事件裁判 被告の男に無期懲役を求刑
2024年、大津市の住宅で保護司の男性が殺害された事件。殺人の罪などに問われている男の裁判で、検察側は無期懲役を求刑しました。殺人などの罪に問われているのは、大津市の無職・飯塚紘平被告(36)です。
起訴状などによりますと、飯塚被告は別の事件で執行猶予判決を受け、保護観察中だった2024年5月大津市内の住宅で、飯塚被告の更生を支援する担当保護司だった新庄博志さん(当時60)の胸や首をナイフや斧で突き刺したり、斬りつけたりして殺害したとされています。
今回の裁判では、飯塚被告の量刑と刑事責任能力が争点となっています。24日の法廷では、被害者の遺族である新庄さんの息子と妻が意見陳述をしました。
息子は「被告は反省の色が見えず、深く失望を感じている」と述べ、妻は「被告は自分がしたこと、かけがえのない命を奪ったことと向き合って生きていってほしい」と述べました。
論告求刑で検察側は、飯塚被告の責任能力について責任能力がないとはいえず、保護観察制度への打撃を与えるため新庄さんを殺害したと指摘。「強固な殺意に基づく、計画的で極めて残虐な犯行である」として、無期懲役を求刑しました。
一方、弁護側は、被告人が行動を制御する能力が困難であったとし、被告人が反省していることや更生の可能性があるとして、有期刑を求めました。
最後に述べておきたいことを問われた飯塚被告は「この事件を起こしたことは人生で最大の間違いで、取り消せるなら取り消したいが取り消すことはできない。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪しました。裁判は24日結審し、判決は3月2日に言い渡されます。
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