3月16日【びわ湖放送ニュース】日野町事件再審開始へ 阪原さん長男「捜査側に憤りを感じる」
1984年に日野町で発生した強盗殺人事件で、服役中に死亡した阪原弘さんの長男・弘次さんが再審=裁判のやり直しが確定後初めて現場を訪れ、「無実の人間を有罪にしてしまった捜査側に憤りを感じる」と語りました。14日は、法律の研究家や弁護士などでつくる団体と阪原さんの長男・弘次さんが、被害に遭った店舗などを訪れました。
この事件は、日野町で1984年酒店を経営していた当時69歳の女性が殺害され、金庫が奪われたものです。阪原弘さんは裁判で無罪を主張していましたが無期懲役が確定。2011年、服役中に75歳で病死しました。再審は阪原さんの遺族が申し立てたもので、2度目の再審請求で2月に最高裁が再審を認め、やり直しの裁判が開かれることになりました。
事件発生から40年以上が経ち、14日に金庫が発見された現場を訪れた長男の弘次さんは「父が(金庫の場所まで)案内できていなかった。でもどうしても案内しているように見せたかった。そこまでして父を犯人にしたかったのかと思う。無実の人間を有罪にしてしまった捜査側に対しての憤りは感じる。これ以上父を苦しめないでほしい。今の家族の唯一の願いが、家族みんな揃って無罪を勝ち取って父の墓参りに行くこと。一日も早く無罪判決を勝ち取りたい。これ以上家族をかき混ぜないでほしいと思う」と語りました。
なお大津地裁では、再審に向けて裁判官と検察側・弁護側による初めての3者協議が3月25日に行われる予定です。
投稿者
コメント一覧