「葦」を使った布「琵琶の葦布」を開発した高島市の『高麻株式会社』【滋賀経済NOW】2021年11月20日放送

ニュースとバラエティ
2021/11/20

今回は滋賀県高島市に脈々と伝わってきた伝統の織物「高島ちぢみ」、そんな高島ちぢみを中心に、糸・織り・加工にこだわりオリジナルの生地を作っている「高麻株式会社」。

創業は1964年。今年で57年目を迎えます。 代表取締役の中村正博さんにお話しを聞くと、新たな取り組みに チャレンジしているとのこと。

地域の活性化につなげたい! 繊維の街・高島の活性化につながる商品をつくりたい!という思から中村さんは新しい素材の開発に着手します。

新しい素材の原料として考えたのは、「葦」。 高島には針江という地域があり、琵琶湖有数のヨシの群生地です。 葦は琵琶湖の水質や鳥類や魚介類の生態系を 守る役割を果たしています。 環境にも優しい「葦」を使った布を開発しました。それが「琵琶の葦布」です。

さらに今年、滋賀県立大学・人間文化学部 生活デザイン学科とのコラボで、「琵琶の葦布」を使った商品開発を行いました。 学生たちの工場見学から始まり、大学での打合せを重ね、完成したのは「中身の見えない巾着型のエコバック」。 学生が考案したデザインが採用されました

。 琵琶湖の環境保全活動にもつなげていくプロジェクトの一環としても意義があったと中村さんは言います。 SDGsにも合致する取り組みを拡げる高麻株式会社!注目ください!

今回は外食・中食市場 2021年8月の動向分析レポートです。 外食・中食市場情報サービスを提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社が10月7日に公表したものです。

2021年8月をコロナ禍以前の2019 年同月比で比べてみると・・・ 売上(金額市場規模)が27.3%減少、客数(食機会数)が17.1%減少しました。 2020年10月には 8.9%減と一桁台まで回復したものの、その後の感染拡大で再び悪化・・・ 数字で見ても外食産業は大きな打撃を受けているのが分かります。 データを元に傾向や今後の展望などを荻窪輝明が解説します。

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