創業130年!地域の風土に合わせた家づくりを極める大津市の『坂田工務店』【滋賀経済NOW】2022年3月12日放送

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2022/03/12

大津で創業130年の歴史を数える坂田工務店。
番組の冒頭、社長の坂田徳一さんと訪れたのは2021年4月に竣工した「滋賀県林業会館」。
坂田工務店が手掛けた建物です。
構造材には全て滋賀県産の木材を使用して建てられました。
県産材の利用促進や需要拡大に寄与することが認められ、木材優良施設コンクールにおいて、「木材利用推進中央協議会会長賞」を受賞。
坂田工務店のこだわりが詰まった建築物が大きな評価を得たのです。
地域の風土に合わせた家づくりを極めてきた坂田工務店、そんな坂田工務店が中心となって、2004年から続けてきた取り組みがあります。
その名は「安曇川流域・森と家づくりの会」。
工務店や設計者・林業家・製材所がチームを作り、安曇川流域で育った良質な木を使う家づくりを通じて豊かな森づくりを目指す社団法人です。
2010年には会のモデルハウス「もりいえ」をオープン。
この“もりいえ”を使った見学会をはじめ、実際森に入って、林業から家づくりを体感できるワークショップも開催しています。
森と暮らしを繋げ、地域交流の場として活躍しています。
滋賀県産材にこだわるということは、豊かな森づくりにこだわるということ、それが持続可能な地域づくりに繋がればと、創業明治25年、老舗の工務店は走り続けます。

BIZログは!“ウッドショック”。
今、様々な業界で、原料の供給不足に伴う製品価格の高騰が見られます、ウッドショックは建築用木材の供給が需要に追い付かず、価格が高騰している状況のこと。
このウッドショックは2021年になって、深刻化してきました。
新型コロナウイルスの流行による製材工場の稼働率低下や、ネットショッピングの増加による、世界的なコンテナ不足などが原因に挙げられます。
価格は2021年の9月の時点で、2020年末と比べて、2倍以上の高値も。
そんな中、このウッドショックを機にあらためて「国産材利用の促進」が見直されています。
日本人は古来より「木の文化」を大切にしてきました、現在の木材の現状を窪輝明が解説します!

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